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マウスピース矯正

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マウスピース矯正とは

マウスピース型矯正装置を使用して矯正治療を行うことです。
とても薄く、透明なプラスチックのマウスピースを患者様に応じた日数毎に交換することで、少しずつ歯を動かしていく矯正治療です。
従来の矯正治療は、銀色のワイヤー装置を歯に取り付けるイメージがありますが、マウスピース型矯正は透明で目立ちません。
見た目、歯磨きのしやすさなど従来のデメリットを軽減した矯正治療となります。

マウスピース矯正

merit and important point

マウスピース型矯正装置の
メリット・注意点

メリット

  • 目立たない

    装置が透明なマウスピースのため、他の矯正装置と比べて見た目を気にすることなく治療を行うことができます。

  • 痛みが少ない

    歯が動く時の痛みは、ワイヤーでの矯正装置とあまり変わりませんが、食事時などに外すため、ワイヤー装置のような持続的な力とは違い、断続的な力が加わります。
    一般的に、断続的な力の方が、痛みが少ないと言われています。

  • 取り外しができる

    マウスピース型矯正装置は取り外しができるため、食事をした時に装置に汚れがつきにくく、何より歯みがしやすいです。

  • 虫歯になりづらい

    ワイヤーの矯正装置がついた状態と比較した場合、歯みがきが断然しやすいです。
    その為、普段と同じ口腔ケアが可能でデンタルフロスも使用できます。
    マウスピース型矯正の場合、小さなむし歯が出来たとしても、装置が簡単に外せるので、すぐに治療をすることができます。

  • 違和感が少ない

    装置がツルツルして滑らかなため、装置をつけた時の違和感が少ないです。ブラケット装置と比較して、装置による刺激での口内炎ができにくいと言われています。

注意点

  • 使用時間

    1日22時間以上装着して下さい。
    使用時間が短いとマウスピースが合わなくなる事があります。その場合、再度マウスピースを作り直すことになります。
    また、合わなくなった時点からの再スタートではなく、リカバリーが必要な為、治療期間が延びます。

  • 他の装置を併用する

    マウスピース型矯正装置単体での歯の移動には限界があります。
    アタッチメントや顎間ゴム(上下の歯に指定したゴムをご自身でつけるもの)をかけるボタン以外にも、補助装置を使用させていただく場合があります。
    補助装置の例として、インプラントスクリューや奥歯だけにワイヤー装置やセクショナルアーチなどを使用する事があります。

  • 歯の表面にアタッチメントをつける(突起物をつける)

    マウスピースで治療をする場合、歯にアタッチメントをつける必要があります。
    ブラケット装置よりは外れにくいですが、全く外れないわけではないため、最低限の注意が必要です。また、外れたことに気づいた場合には、なるべく早めにご連絡下さい。

  • 歯みがきは重要

    ブラケット装置と比較して、歯みがきはしやすいですが、歯みがきをせず汚れた状態でマウスピースを装着してしまうと、むし歯や歯周病の菌と食べかすをマウスピース内に密閉してしまうことになります。
    装置をつける前には必ず歯みがきをする習慣をつけましょう。

  • 診断が大切

    マウスピース矯正は、外部に発注したマウスピースにより、歯並びを治していきます。
    そのため、どこの歯科医院で治療をしても同じだろうと、安さを売りにしている歯科医院をお探しの方も多いかと思います。
    しかしながら、それは危険です。
    矯正治療を行うには、まず正確な診断を行い、状態ををしっかりと見極めた上で、治療の目標となるセットアップモデル(最終的な歯ならびの予想図)を制作します。
    そのため、診断がしっかりしていないと、満足する治療効果を得られないことがあります。
    また、マウスピース型矯正装置には、得意な動きと苦手な動きがあります。
    目標に向かって動かしていく過程で、出来る限り苦手な動きをさせないように治療計画を立てる必要があります。
    マウスピース矯正装置の特徴を理解した上で、治療方針を立案するためには専門的な知識が必要とされるため、しっかりとした矯正歯科医院の選択が必要となります。

Mouthpiece type orthodontic appliance

当院のマウスピース型
矯正装置

マウスピース型矯正装置には様々な種類がありますが、当院では『インビザライン』を採用しております。

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

※マウスピース型矯正装置(インビザライン:海外カスタムメイド矯正装置完成物)は日本国の薬事法上の医療機器に該当していません。
そのため医薬品副作用被害救済制度の対象外になります。アライナーの材料自体にアレルギーなどは出ていませんが、歯科医師が個々の判断で責任持って患者さんに使用していることになります。

comparison

矯正装置の比較

治療方法 装置 主な利点 見た目 治療期間 費用
ラビアル(表側矯正) ラビアル(表側矯正) 費用を
抑えられる
フルリンガル(上下裏側矯正) フルリンガル(上下裏側矯正) 最も
目立ちにくい
×
インビザライン(マウスピース矯正) インビザライン(マウスピース矯正) 目立ちにくく
食事・歯磨きがしやすい
取り外しができる
○〜△
部分矯正 部分矯正 目立ちにくく
食事・歯磨きがしやすい
取り外しができる
○〜△