子どもの矯正
お子さまの歯並びに、気になるところはありませんか?当院では、お子さまごとの成長のタイミングを考慮することで、装置の装着期間をできるだけ短くする治療を心がけています。
矯正治療を始める時期としておすすめなのは、まず6歳から7歳の永久歯が生えてきたタイミングです。それに加えて、女の子であれば大体10歳から12歳頃、男の子であれば14歳から16歳頃の、成長期のタイミングも治療をスムーズに進めやすくなります。ただし個人差がありますので、ご相談は気になったタイミングでお越しください。その際に、適する時期をご提案させていただきます。
矯正にかかる期間は、3年を超えないように心がけています。症状によっては、まずは前歯だけ整え、前歯以外の部分については今後生え変わるタイミングで行う、といった工夫をすることも可能です。
また、当院で子どもの頃に矯正をした患者さまが、成人後に再矯正をされる場合は、成人矯正の正規料金から、子どもの頃にお支払いいただいた料金をお値引きして、対応いたします。
necessity
子どもの矯正の必要性とは
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かみ合わせが全身に影響する
食事・発音・運動全てにかみ合わせが影響しています。
かみ合わせが悪いことで顎関節症や偏頭痛を引き起こすこともあります。
かみ合わせの改善は、口腔内の機能・全身の機能をも改善し、最大限活かすことに繋がります。 -
効果的な歯磨きの為に
ガタガタの歯並びは、しっかり歯磨きをしたつもりでも、段差や隙間があることで磨けず、むし歯や歯周病になりやすいです。歯周病は進行すると全身疾患(糖尿病、心血管系疾患、呼吸器系疾患など)に関与します。
そうならないよう、歯並びを改善して、自分でしっかり歯磨きができる状態を作ることが大切です。 -
お子さまの笑顔の為に
自身の歯並びがに劣等感を持ち、悩んでいるお子さまはすごく多いです。
矯正することにより、劣等感が解消され、大きく口を開けて笑うようになった、活発になったというお喜びの声も沢山いただきます。
歯並びを治してお子さまの素敵な笑顔を手に入れましょう。
When to start treatment
治療を始める時期
子どもの矯正治療は開始時期が重要です!
治療を始める時期は、お子さまそれぞれで違います。
5歳頃から始める必要があるお子さま、12歳頃から始める必要があるお子さまと様々です。
治療を早く始めることが、治療終了を早めることではありません。
治療期間だけが無駄に長くならないよう、治療の開始時期はとても重要です。
お子さまの歯並び気になりませんか?
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出っ歯(上顎前突)
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受け口(下顎前突)
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すきっ歯(正中離開)
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乱杭歯 八重歯(叢生)
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開咬
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交叉咬合
気になったらまずはご相談ください
未就学児はまだ大人の歯が生えてきていないので、親御様からの強いご希望がない限りは、通常定期観察になります。
とはいえ、お子様の歯並びの将来について関心を寄せ、聞いておく事は大切だと考えます。
少しでも気になったら、早めにご相談下さい。
何歳だから間に合わないという事はありませんが、早めの相談が、お子さまの適切な治療開始時期を判断し、将来の治療計画をより良く立てていく事が可能です。
歯が生え揃う前の幼児時期から診させていただくことで、お子さまの綺麗な歯並びになるまでの治療計画の選択肢が広がります。
appliance type
小児矯正装置の種類
お子さまのかみ合わせの状態や生活環境によって、
一人ひとりに適した矯正装置を選択します
当院は、子どもの小児矯正の場合、できるだけ本人と話し合いストレスにならない矯正装置を複数から選択するようにしています。
そうすることで、日々の食事や学校活動でも本人の意思で治療を継続することができます。
注意点として
子どもの矯正治療の注意点は、矯正装置を正しくつけないと、治療がうまく進みません。
そのため、私たち矯正歯科医が治療を頑張るのはもちろんですが、親御様、お子さまも一緒になって矯正治療に取り組みましょう。
About muscles
舌や口腔周囲の筋肉について
子どものかみ合わせを改善する療法『口腔筋機能療法(MFT)』
歯並びは、遺伝だけでなく、舌や口の周りの筋肉が大きく影響します。
例えば、普段から口がポカンと開いている子どもは上の歯が出て歯並びが悪くなります。
普段の姿勢や舌の位置、口の周りの筋肉に注意することで、歯並びが悪くならないように改善していくことができます。
merit
子どものうちから矯正治療を開始するメリット
早めの対策・改善が、
お子様の未来の正しい歯並びや噛み合わせへと繋がります。
早めの治療開始が、成長の後押しを改善することになります。
将来的な治療計画の選択肢が広がり、お口の悪習癖への早めの改善が期待できます。
お口の悪習癖は長くなるほど、改善する事はなかなか難しくなってきます。
早めに改善できれば、未来の歯並びが安定する可能性が高くなります。
子どもの治療(Ⅰ期治療)は永久歯列までの歯の交換を正しく導き、特に上下の骨の成長が歯や癖により阻害されないように導きます。(萌出障害や顎変形の防止)
その後本格治療(Ⅱ期治療)で歯並びの最終的な完成を目指します。